地方自治を考えるおおた実行委員会による公開討論会２０１９報告

＜実施概要＞

日時：２０１９年３月９日（土）１３：３０～１６：００

会場：大田区立消費者生活センター大集会室

参加：１１５名

登壇者：１４名（五十音順）

〇区長選予定候補者

これからもみんなが誇れる大田区をつくる会：岡　高志（おかたかし）氏

新しい時代に新しい区長を！オール大田の会：神田　順（かんだじゅん）氏

〇区議会議員選予定候補者

自由民主党：大森あきひこ（おおもりあきひこ）氏

⽴憲⺠主党：⼩川あずさ（おがわあずさ）氏

国際都市おおたづくりの会：⾦⼦富夫（かねことみお）氏

⼤⽥・⽣活者ネットワーク：きたざわ潤⼦（きたざわじゅんこ）氏

⽇本共産党：清⽔菊美（しみずきくみ）氏

⽇本共産党：杉⼭公⼀（すぎやまこういち）氏

無所属：津⽥ともき（つだともき）氏

無所属：寺⽥かずとも（てらだかずとも）氏

フェアな⺠主主義：奈須りえ（なすりえ）氏

⼤⽥区議会緑の党：のろけいこ（のろけいこ）氏

⽴憲⺠主党：ひらの春望（ひらのはるもち）氏

⽇本共産党：福井りょうじ（ふくいりょうじ）氏

お陰さまをもちまして、「地方自治を考えるおおた実行委員会による公開討論会２０１９」を盛会のうちに終えることができました。

私たちは、政治的中立を旨とし、大田区民への地方自治の関心醸成を目的に２０１８年から活動する「地方自治を考えるおおた実行委員会」という区民団体です。２０１６年の都議会議員選挙に際して大田区内で実施した立会演説会（社会保障をテーマにした公開討論会２０１７：登壇者７名、参加者８６名。）を皮切りに活動を継続してきました。

今回の企画は、今春の大田区長選挙および大田区議会議員選挙（統一地方選挙）を見据えて、各予定候補者の方々が「どのような政治を目指しているか」「どのような大田区にしていきたいか」など、ご意見・ご主張がより身近なものとしてご理解いただけるよう企画いたしました。

当日は２部構成で行いました。第１部は、区長選予定候補者の方２名にご登壇いただきました。なお、現職の松原区長はご公務のため欠席の旨お返事いただきました。前半は１０分間ずつ演説いただき、後半では政策論争においてなかなか焦点化しない「社会保障」をテーマの切り口として討論していただきました。質問策定にあたっては事前に一般募集をして参考にさせていただきました。質問は下記３点です。時間制約のある中でしたが、ご自身の政策ともリンクさせながら自由闊達にご議論いただきました。

・質問①：社会保障についてのお考えを教えてください。（なぜ大切か、政治が果たす役割など。）

・質問②：区政で実現したい社会保障のテーマ・内容について教えてください。

・質問③：上記②の実現のために財政措置、予算配分をいかがするか教えてください。（ほかの事業費との比較、優先順位など。）

第２部は、区議会議員選予定候補者の方にご登壇いただきました。第１部と同じく、「社会保障」をテーマの切り口として演説していただきました。多くの予定候補者の方が、ご自身の来歴からお話され、その経験などが特に力点を置いている（置こうとされている）政策に結びついていることが理解できました。演説の途中、参加者の方が立ちくらみで、一時的に気分が悪くなるハプニングがありました。実行委員に限らず、予定候補者の皆さま、一般参加者の皆さまが臨機応変に動いてくださいました。この場を借りて改めて感謝申し上げます。社会保障をテーマの切り口として、また、”地方自治を考える”、こうした枠組みのイベントにおいて、区民ひとり一人の実際の具体的な”行動”として図らずも見ることができたことは特に印象的でした。

実行委員一同として、本イベントに関わらせていただいたこと、大変嬉しく思っています。定員を越える115人の方々のご来場もあり、中身としても実りある企画になったように思います。参加者の方々から、「またぜひ開催して欲しい｣と熱いメッセージも複数いただきました。選挙のタイミングに限らず、社会保障や福祉をテーマに地域で学びをともにする活動を今後もできればと考えております。

当日の参加を大変楽しみにしていただいた方々には、当日の模様を収めた動画を以って代えさせていただければと存じます。最後に改めて、ご登壇いただいた予定候補者の方々、参加者のみなさん、そして、実行委員会関係者とボランティアのみなさんに改めて感謝申し上げます。

（地方自治を考えるおおた実行委員会一同）

〇区長選予定候補者

これからもみんなが誇れる大田区をつくる会：岡　高志（おかたかし）氏

新しい時代に新しい区長を！オール大田の会：神田　順（かんだじゅん）氏